低用量ピルと乳がんの関連性

低用量ピルと乳がんの関連性

低用量ピルは、他の避妊方法とは違って、ほぼ確実に避妊をすることができるほか、従来からある中用量ピルなどと比較すると、吐き気やめまいなどの副作用のおそれも少なくなってきているというところから、最近では使用する女性も増えてきています。
こうした低用量ピルの使用によって問題となるのが、吐き気などのごく軽微な副作用のほかにも、がんなどの重大な疾患を招きやすいというリスクがあるのではないかということです。
そこで具体的に、疾患のリスクが高まるおそれがあるのかどうかですが、たとえば乳がんに関していえば、日本産婦人科学会のようなところでも、めだってリスクが増加するということはないと判断しています。
実は乳がんというのは、世界的に見ると女性9人につき1例程度は、一生の間にかならず発症するリスクを抱えた病気であって、低用量ピルを服用しているかどうかにかかわらず、常に気を付けていなければならない疾患といえます。
特に、我が国でも健康によいとされる和食の伝統を捨てて、食生活が肉中心の欧米化をしてしまっているという関係上、乳がんのリスクは世界の標準に近づいているということができます。
また、国内で乳がんにかかる人の年齢を統計的に調査してみると、30歳代あたりから増加しはじめて、50歳あたりがピークとなって、その後は減少するという傾向があることから、ちょうど低用量ピルを使用している世代とかぶる可能性もあるため、誤解を生じやすいということもいえるでしょう。
血栓症などの他の疾患については、低用量ピルとの因果関係が否定できないものもあり、体調管理というのは重要になってきますが、乳がんについては、あまり低用量ピルとの関連性を心配する必要はないものと考えられます。
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